TOYODA純正 電源分岐BOX
過去の改良の反省点を生かし、後付け電装部品で必要とされるACC電源とアースを集中分配、かつ純正ハーネスを傷つける箇所を減少できるように、10系セルシオのコンピュータの空箱&コネクターを利用し、ACC電源とアースの分岐を容易に出来るように準備。
▶︎電源ボックス作成
素材にしたのは10系セルシオのミラーバイブレーションコンピュータ。
部品取りする際にカプラーとハーネスも確保してあります♪
基盤に乗っている部品を撤去して作成ししようと思いましたが
素人作成の単純回路なので、手持ちの基盤ベースにコネクターを移植
ヒューズを設けて過電流に対応出来るようにしてあります。
14ピンコネクターなので、センター下2ピンにプラスとマイナス接続
プラス電源はヒューズを通って上側のコネクター6個に電源分配
マイナスは下側にあるコネクター6個に繋がっています。
コネクター側からみた画像
5台分の電装品の空きコネクター、1つは後席周辺用機器の電源に使用。
▶︎ACC電源電源確保
ACC電源はセンタコンソールのソケットから枝割りすることに。
カプラー手前のハーネスの皮膜を少しむてハーネスを接続、スプライス端子で圧着
メンテナンス性を考慮し、分岐した直後にコネクター設置。
▶︎いきなり、増設空き端子はひとつに・・・
フロントの機器類の電源線をまとめました。
(・エアサスキットリモコン充電 ・レーダー探知機 ・レクサス純正 非常灯・ドライブレコーダー)
納車時に既設されていたエアサスキットリモコン充電とレーダー探知機は、エレクトリックタップで分岐されていましたが、取り外してこちらから電源供給することにしました。
私が後付けした非常灯、ドライブレコーダーで合計4つ、後席周辺機器用につ使ったので、いきなり増設空端子残はり
ひとつになりました(^^;
今までは必要に応じて電源の枝わりをして確保してきましたが、純正車両ハーネスを傷つけずに済むことや、まとめることにより後々のメンテナンス性がよくなるので、面倒でしたが作って正解でした。
▶︎電源確保に困る後席周辺に
電源ボックスは助手席前側のフロアマット下に配置、フロントはボックスを設置するのでここから分配、一番電源確保に困る後席周辺に図ようにハーネスを延長、赤線(ACC電源)、黄色線(常時電源)、イルミネーション線(プラス/マイナス)、アース線は記載していませんがアース線、あと何かあった時用に予備配線を、助手席側後席ドアスカッフプレート下まで引きました。
※イラストクリックで拡大表示
▶︎延長ハーネス設置
リヤドアスカッフプレート周辺までのハーネス延長、大まかに長さを測り事前にハーネス作成。
ACC電源の他に常時電源、イルミネーション(プラス/マイナス)と予備線を追加しています。
ACC電源は電源ボックスから
常時電源はオーディオに接続されているハーネスから枝割り
イルミネーション(プラス/マイナス)はドリンクホルダーのカプラーより枝割り
予備線(将来何かで使うかと思い1本追加♪)
スカッフプレートを外したところまで延長完了!
先端のコネクターは10系後期セルシオより部品取りしたもの、コネクター規格が
かなり前のものですが、端子の扱いが容易になのでこれにしています。
予備線はコネクター接続せず。
コネクターは画像のようにクッションテープを巻いて音なり対策をしています。
このコネクターから電源を取ったら電装品は以下です。
・自動車電話 ・後席読書灯 ・コンソールボックス照明
▶︎純正機能を生かしたイルミネーション
セルシオシリーズから採用されているイルミネーションの照度コントロール機能、40系LSもその機能を装備していて後期型はメータークラスターパネルにそのスイッチが装着されています。その機能を使うにはイルミネーションのプラスとマイナス2本接続しないと使えないので、上記してきたイルミネーションライン2本が必要という訳だったのです。
40系前期・中期は調べていないので不明ですが、後期型は配線図を見るとイルミネーション+という表記がなくBの表記だけ、マイナス側はイルミネーションマイナスと記載され、その線はレオスタッドコントロールを経由してアースに落ちています。多分IGオンでずっとプラス電源がきていて、イルミネーションオンの信号でレオスタッドコントロールが起動してアースに落ちて点灯しているのだと思います。
この2本を利用してイルミネーションを追加すれば、純正の照度コントロール機能を使うことができるので、自身のつけたイルミネーションが純正イルミネーションと同期して照度コントロールできるようになります♪
フロントドリンクホルダーイルミネーションはこの機能を使っています。
肝心のイルミネーション電源は、ドリンクホルダーにあるシガー電源(4ピンカプラー)にきています。
新車注文時に喫煙仕様で注文すれば、シガーライター周辺のイルミネーションに使う為のものだと思います。
先ほどから電源を枝割りした直後に必ずカプラーを設置しているのは、そのままハーネスを引いても支障はありませんが、取り外しが必要な場合はや、再度電源を枝割りした時など、これを設置して置くだけで、随分と助かることを多く経験してきたのでそうしています。またカプラー接続にしているのは見た目の綺麗さもありますが、ギボシ端子よりメンテナンス効率が良いことと、1回の作業で複数の端子が同時に外れるので、まさに機能美のある部品だと思っています。
▶︎レオスタッドボリューム連動♪
イルミネーション追加は車両オーナーにとって必要と感じ追加していきますが、ちょっと一手間加えるだけで自分で追加したイルミネーションに付加機能がつくとなんとも嬉しいものです♪
●作業時間:4時間位
●取付け難易度:★★☆☆☆
●満足度:★★★★★