TOYODA純正 速度警告チャイム
1980年代後半位まで装着されていた速度警告チャイム、懐かしいアイテムを現代風に蘇らせてみようと馬鹿馬鹿しいことを思い立ち、必要部品と構成を考えましたが、肝心のチャイムは良い部品が思い立たず・・・。C.S_Oさんに相談し、車格&現代にマッチしたチャイム音が鳴る機器を教えていただき構想がまとまりました。
主役となる部品は、フォルクスワーゲン純正オプションのリバースチャイム(品番:JOV VC1 C01)、リバース信号とアースを繋ぐだけで動作、音量は3段階から選択可能。
気になるチャイムは「ポ〜ン、ポ〜ン、ポ〜ン・・・・」の連続音で、車格&現代にマッチした良い雰囲気の電子音を鳴らしてくれます♪
ただ価格時が1万円前後と地味に財布にダメージを与える金額ですが、理想の音を手に入れれたので良しとします(^^;
設定スピードで動作させる回路(コムエンタープライズ:車速スイッチキット)
こだわりのキャンセルスイッチ(20系セルシオの部品流用)
純正風取り付けとメンテナンスを考慮し、コネクターもトヨタ純正採用品を使用♪
以上の部品を揃え、配線加工を行い車両に取り付けを行いました。
▶︎コムエンタープライズ:車速スイッチキット(12v用)
設定速度でチャイムを鳴らすことができる非常に便利な部品、メーカーサイトからの引用になりますが主な機能は以下になります。
■車速を検知し、リレーをON。
■リレーをONする速度は無段階設定可能。
■出力リレーを2個内蔵しており、それぞれに設定された速度でON。
■基本的にすべての車種に取付可能。(不可の車種もあり)
■配線は車速パルス線・常時電源線・アース線等。
※メーカーサイト「取付説明書」はこちらから
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今回私が使用したハーネスは以下になります。
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配線図は以下になります。
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上記は配線図より、使用した物だけを抜粋した配線図
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動作イメージ
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105km/hでリレーが動作しチャイムが鳴り、105km/h以下で鳴り止みます。
▶︎ハーネス作成
前述したコネクターを用いてハーネスを作成
コネクターを使用することでメンテナンス性がよくなります♪
純正チック(^^;
キャンセルスイッチも純正コネクターを用いて仕上げ。
仕上がり全体画像
▶︎車両取り付け準備
純正風キャンセルスイッチを取り付けるため、運転席アンダーカバーの穴あけ加工を行います。
マスキングテープで穴あけ位置をマーキング
ピンバイスで周囲の穴開け、横どうしの穴を繋げ四角く仕上げ。
純正風な感じの穴に仕上がりました(^^)
表面、違和感なくキャンセルスイッチが完成!!
純正の他のスイッチと場所をずらし、覗き込まなくてもスイッチと分かるよう配置♪
▶︎車両取り付け
運転席足元を分解してハーネスを取り回ししていきます。
それぞれの動作機器はメンテナンス性を考慮して、覗き込めば見える位置にして、
チャイムはメーター奥から音が聞こえるような感じになる場所と本体の向きに注意して設置。
設置後に強制的に鳴らしてチャイムの音量や音の方向を確認し、最終固定を行いました♪
キャンセルスイッチ良い感じ♪
オーディオを取り外して、裏面のコネクターか電源、信号、アースを枝割り。
私の作成したハーネスと車両枝割りハーネスを接続
干渉がないか確認を行いデッキを戻します。
取り付け完了!!
▶︎取り付け完成→動作速度設定→試運転♪
完成後、試運転で高速道路へ向かい、まずは動作設定速度のセッティング。
①車速スイッチキットの設定ハーネスを105km/hで一瞬アース接続(速度記憶)
上記の作業で設定速度が記憶されます。
↓ ↓ ↓
②試運転:リレーが設定動作するか確認
設定通り105km/h以上でチャイムが鳴り、105km/h以下で鳴り止みました♪
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全ての動作を確認し、無事取り付け完了!!
高速道路での試運転の感想、設定速度でリレーが動作しチャイムが「ポ〜ン、ポ〜ン、ポ〜ン・・・・」連続で心地よく鳴ってくれ、速度警告を促してくれます。知らず知らずのうちにスピード超過を知らせてくれ、かつ自分オリジナルの機能を堪能できる、良いアイテムが装着できて大満足です。
大満足ですが、車速スイッチキットのリレー動作音「カチッ」と鳴るのが足元から聞こえるのが気になるので、今後その音対策を考えたいと思っております。
●作業時間:6時間位
●取付け難易度:★★★☆☆
●満足度:★★★★★